加茂・御田 天女姿の御祖神と荒々しい別雷神が現れ、五穀豊穣を言祝ぎ、舞を舞います。賀茂(加茂)社の神の出現縁起を題材とした、涼やかで祝福に満ちた曲。今回は「御田」という間狂言が付き、途中神主と早乙女たちが登場し、賑やかに田植の神事の様子を演じます。登場人物が多くてにぎやかな舞台でした。田植歌もなかなか面白かった。
能をみるのは久しぶりでしたがたまにはよいですね。
解説の人の話では
・昔は田植えは女性の仕事だった(生命の誕生に関わるから、らしい)
・御田植祭は一宮で、その国の五穀豊穣を祈って行われることが多かった
・早乙女、早苗、五月、五月雨などの「さ」は神(祖先神)を示す言葉
というところが興味深かったです。
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