兵庫県佐用町本位田甲の佐用都比売神社(見村吉久宮司)で30日、秋季例大祭があった。佐用郡内一の古社とされて親しまれてきた「さよひめさん」に町内外から多くの参拝客が訪れ、地元の女子小中学生による「浦安の舞」などを堪能した。中学1年生の二人「練習通りうまくできた。後輩に教えるのは難しいけど、大事に伝えていきたい」
同神社は、地名の由来にもなったとされる「狭依毘売命」という神がまつられ、播磨国風土記にも記述があるなど、1300年以上の歴史がある。戦国時代に焼失したが、江戸時代初期に再建。町内最大の神社で、佐用の秋祭りの締めくくりとして、毎年10月30日に例大祭が行われる。
午前10時ごろ、神職や宮総代らが参道を通り、厳かに神事を執り行った。社殿では、本位田甲集落の小中学生4人がみこ姿で扇や剣などを手に「浦安の舞」を奉納。絵馬堂と呼ばれる舞台では、大正琴や上月太鼓、佐用中学校吹奏楽部の演奏などが披露された。午後には学校帰りの子どもらが列をなして静かに手を合わせていた。
神戸新聞NEXT|三田|子どもの成長願い「千歳飴」袋詰め 三田天満神社
七五三シーズンに合わせ、兵庫県三田市天神3の三田天満神社で、参拝者に配る「千歳飴」の袋詰めが進んでいる。はかま姿の巫女が、子どもの健やかな成長を願い、飴やおもちゃなどを丁寧に詰めている。初めて巫女を務めた中1の女子生徒(13)「憧れていたのでうれしい。子どもも喜んでくれたらいいな」
七五三は11月15日で、3、5、7歳になる子どもと親が神社に参る。同神社でも前後の休日は晴れ着姿の子どもでにぎわい、昨年は約800組が訪れた。
同神社では祈とうの後、縁起菓子の千歳飴とお守り、菓子を詰め合わせた袋を手渡す。
準備が始まった28日には約1時間、中学1年から社会人の6人が作業。
神戸:七五三前に千歳あめを袋詰め 生田神社 - 毎日新聞
七五三シーズンを前に、神戸市中央区の生田神社では千歳あめを袋詰めにする作業が進められている。来月末までに2000袋を仕上げる。巫女さん(23)「お参りに来られるお子さんの笑顔を思いながら袋詰めしています」
神社によると、千歳あめには、長く粘り強く育ってほしいとの願いが込められている。
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