わかやま新報 » Blog Archive » 裁縫上達願い6万本供養 淡嶋神社の針祭り

和歌山県和歌山市加太の淡嶋神社(前田智子宮司)で8日、古い針を供養して裁縫上達を祈る神事「針祭り」が行われた。すごい量ですね
裁縫の技術を人に伝えたとされる同神社の祭神・少彦名命(すくなひこなのみこと)に古い針を返し、供養する祭事。ことしも全国から集まった約6万本の縫い針やミシン針が瓶に詰められ本殿に並んだ。
着物姿の参拝者らが本殿を囲む中、前田宮司が古い針をねぎらい裁縫上達を祈願する祝詞を奏上。みこが本殿に並ぶ針を箸で取り出して境内の針塚に運び、納めた。

500年続いた祭事「久野原の御田」終止符 過疎進み最後の上演へ 和歌山 - 毎日新聞
久野原の御田:500年の舞、終止符 11日の上演で 過疎・高齢化にあらがえず 和歌山 - 毎日新聞

和歌山県有田川町久野原(くのはら)地区で、室町時代から約500年間続いてきたとされる伝統舞踊が今月11日の上演で終止符を打つ。過疎・高齢化による担い手不足が理由で、住民らは思いを込めて最後の練習に取り組んでいる。近畿で最も高齢化が進む和歌山県では、平成に入って以降、国や県指定の無形民俗文化財の祭りや踊り8件が既に途絶えている。悲しい
同地区の岩倉神社で2月に奉納される「久野原の御田(おんだ)」(県無形民俗文化財)。五穀豊穣(ほうじょう)を祈り、主役のしゅうと役と婿役が、約20人の歌い手の歌に合わせて田植えから稲刈りまで稲作の一連の所作を無言で演じる。途中で4、5歳児が演じる早乙女も登場し、演者は総勢約30人に上る。

この記事へのコメント