
南北朝時代の武将で、「楠公さん」の呼び名で親しまれる楠木正成の遺徳をたたえる楠公祭の本祭が25日、湊川神社(神戸市中央区)で営まれ、祝詞奏上や舞の奉納などの神事が厳かに執り行われた。26日には翌日祭や「歌と講演のつどい」が
同神社は明治5年に正成を祭神として創建。命日の5月25日には毎年、楠公祭の本祭が行われている。
本殿での祭礼には約200人が参列。4人の巫女(みこ)がタチバナの枝を手に舞う同神社独自の神楽「橘の舞」を奉納した。

豪雨被害の復興願い川開き 日田市の水神祭でアユ放流 - 産経ニュース

平成29年7月の九州北部豪雨で被災した大分県日田市で25日、アユ漁解禁に合わせた恒例のイベント「日田川開き観光祭」が開かれた。アユを放流し川での事故が起きないよう祈願する神事「水神祭」もあり、関係者は「水の恵みに感謝しつつ、復興を願ってもらえれば」としている。26日まで、2夜連続で計約1万発の花火を打ち上げ
観光祭の冒頭、水神祭が三隈川の特設会場で営まれ、巫女(みこ)に扮(ふん)した女性2人が屋形船からアユを放流した。午後には子供らが楽器を演奏しながら市内を行進する「音楽大パレード」があった。

本宮大社の「御田祭」指定 県文化財、湯登神事と一体:紀伊民報AGARA

和歌山県教育委員会は24日、田辺市の熊野本宮大社の神事「御田祭(おんださい)」を、同じく大社の神事で、県無形民俗文化財の「湯登(ゆのぼり)神事」に追加指定した。県教委文化遺産課は「湯登神事と一体のものと捉えることで、文化財価値をさらに高めたい」としている。「湯登神事」は4月13日
湯登神事は1966年に県無形民俗文化財に指定されており、今回の追加指定により名称を「熊野本宮の湯登神事・御田祭」とした。
御田祭は地域の安泰と豊作を祈る田辺市本宮町最大の祭礼で、毎年4月15日に営まれる。中心は大斎原(おおゆのはら)での「御田植(おたうえ)神事」。神田に見立てた約3メートル四方の周りを、田植えに使う用具である鋤(すき)や苗などを持った男子と、晴れ着を着て花笠をかぶり、サカキを持った「早乙女」の女子が時計回りに3周し、最後に「神田」に苗やサカキを投げ入れて豊作を祈る。

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